米軍は5月25日、和平協議の継続中にもかかわらずイランへの攻撃を再開した。
その中で、イラン国営メディアは、アメリカが2026年FIFA W杯を前に「大きな賭け」に直面していると報じた。
【動画】メキシコのイラン問題とワールドカップに関する決定で痛い目に遭うトランプ
イラン最高国家安全保障会議と関係のあるメディア、ヌール・ニュースは5月26日、SNSで、「もしアメリカが、W杯前に石油を支配し、ガソリン価格を下げることに賭けているなら、知っておくべきだ。イランに対する軍事的圧力と協議を同時に進めることは大きな賭けだということを」と述べた。
ヌール・ニュースはこの声明を、ペルシア語、ロシア語、ヘブライ語などの複数言語で繰り返した。
さらに、「判断を1つでも誤れば、トランプを高い代償を払った苦い過ちの象徴にしてしまいかねない。W杯のたびに思い起こされる記憶として、だ」と付け加えた。
米中央軍の報道官ティム・ホーキンス大尉は本誌に対し、米軍はイラン南部に対する「自衛攻撃」の一環として、ミサイル発射拠点と、機雷を敷設しようとしていたイラン艦船を標的にしたと述べた。
米当局者はウォール・ストリート・ジャーナルに対し、アメリカがイラン艦船2隻を沈没させ、イランが米軍機に向けてミサイルを発射したと語った。その後、アメリカはイラン南部の港湾都市バンダルアッバース付近にあるイランのミサイル発射装置を攻撃したと報じられている。
イラン国営メディアは、同市と、重要なホルムズ海峡周辺の複数の沿岸地域で爆発があったと報じた。イランはこの航路を約3カ月間実質的に封鎖しており、同海峡は和平交渉での争点の中心となっている。