イランは5月25日、米軍が同国のミサイル施設やイランの船舶を攻撃したことに対し、報復を警告した。
イラン外務省は、約7週間続いてきた両国間の脆弱な停戦合意に対する「重大な違反」だと米国を非難した。最高指導者モジュタバ・ハメネイも、中東諸国はもはや米軍基地を守る盾にはならないと述べた。
「イラン・イスラム共和国は、いかなる敵対行為にも必ず対応し、国家の統一を守ることをためらわない」と、外務省は声明で述べた。
米軍の攻撃は、イスラエルがレバノンでの地上作戦を拡大する中で実施された。ロイター通信によると、イスラエル軍は4月16日のレバノン停戦後に設定した境界線を越えて作戦を進めているという。
米軍の攻撃は、4月7日に成立した停戦から7週間後、イラン南部ホルモズガーン州で発生し、現地では爆発音が確認された。
米中央軍は、攻撃の標的はミサイル発射施設と機雷敷設を試みていた船舶だったと説明した。一方、イラン側は、領空内に入った戦闘機と無人機に対して反撃を行い、米軍のMQ-9無人機を撃墜したと主張している。
イラン国家安全保障委員会のエブラヒム・レザエイ報道官も、SNSへの投稿で米国を威嚇し、「シェルターの準備をしておけ」と述べた。
ハメネイは通信アプリのテレグラムに投稿した声明で、「時計の針を戻すことはできず、中東の国々はもはや米軍基地の盾にはならない」と述べた。
さらに、「これからは『米国に死を』『イスラエルに死を』というスローガンが、イスラム国家と世界中の抑圧された人々、特に若者たちのスローガンになる」と主張した。
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