Atsuko Aoyama
[東京 26日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比260円55銭安の6万4897円64銭だった。前日までの3連騰をけん引した半導体関連株に利益確定売りが出る一方、出遅れ銘柄の一角が物色された。米国とイランの和平合意への期待感が投資家心理を下支えした。
前場の日経平均は寄り付きからすぐに6万5000円を割り込み、一時500円超安の6万4605円まで下落。その後はマイナス圏でのもみ合いが続いた。
オープンAIの新規株式公開(IPO)に対する期待が続くソフトバンクグループが全体相場を押し上げた一方、そのほかの半導体関連では利益確定売りが目立ち、全体相場を押し下げた。
前日までの3連騰で絶対的な水準が切り上がっていることも、利益確定売りを促したとみられている。テクニカル面では、前日終値時点で25日移動平均線からの乖離が7%となり、過熱感を示唆する5%を上回っていた。
米イランの和平合意への期待感は全体相場の下支えとなる一方、合意を「先取りして織り込んでいる面があり、合意成立のタイミングでは水準次第では出尽くしとなる可能性もある」(アイザワ証券の高橋直人アナリスト)との見方もある。
TOPIXは0.07%安の3939.88ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は5兆5283億7100万円だった。東証33業種では、値上がりは建設業や情報・通信業、不動産業など18業種、値下がりは非鉄金属や医薬品、卸売業など15業種だった。
キオクシアホールディングスが反落。フジクラ、中外製薬は軟調だった。一方、太陽誘電や住友不動産、大成建設はしっかり。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが779銘柄(49%)、値下がりは741銘柄(47%)、変わらずは47銘柄(2%)だった。
日経平均
前場終値 64897.64 -260.55 -0.3999%
寄り付き 65247.24
安値/高値 64,605.69─65,3
17.69
TOPIX
前場終値 3939.88 -2.69 -0.0682%
寄り付き 3938.98
安値/高値 3,917.45─3,951
.62
東証出来高(万株) 117608
東証売買代金(億円) 55283.71