Atsuko Aoyama

[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に3日続伸し、前営業日比1819円12銭高の6万5158円19銭で取引を終えた。米国とイランの和平合意への期待感で、日経平均は史上初めて6万5000円を突破。取引時間中と終値ベースでともに史上最高値を更新した。指数寄与度の高いソフトバンクグループが連日大幅高となるなど、AI(人工知能)・半導体関連への物色が続いている。TOPIXも史上最高値を更新した。

日経平均は319円高で寄り付いた直後に最高値を更新。6万4000円、6万5000円と節目を次々と上抜け、前場中盤に2069円高の6万5408円87銭の高値を付けた。上昇が一服すると、後場にかけては高値圏でのもみ合いが続いた。

T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏は、足元の株高について、米国とイランの和平合意へ向けた動きで原油先物価格が下落したことを好感した値動きだと話す。一方、湾岸諸国での石油精製能力が毀損されたことなどを踏まえると、原油価格が多少下落しても石油製品は高止まりするとみられるため、日経平均の「上昇余地も限られる」との慎重な見方も示している。

浪岡氏は、AI関連株について需要自体は強い一方、石油製品が高止まりすれば期待インフレ率も高まり、金利高がグロース(成長)株の「一定程度の重しになる」とも話した。

TOPIXは1.29%高の3942.57ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.29%高の2033.57ポイント。プライム市場の売買代金は10兆0536億4500万円だった。

東証33業種では、値上がりは非鉄金属や電気機器、空運業など19業種、値下がりは鉱業や小売業、倉庫・運輸関連業など14業種だった。

AI・半導体関連では、この日も大きく買われたソフトバンクグループが上場来高値を更新。アドバンテストや東京エレクトロンも大幅高となった。

他の個別株では、安川電機は前週末に発表した中期経営計画が好感され、6%以上上昇。一時9%超高で上場来高値を更新した。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.82%高の843.39ポイントと、3日続伸した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが686銘柄(43%)、値下がりは853銘柄(54%)、変わらずは29銘柄(1%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 65158.19 +1,819.1 63658.95 63,562.51

2 ─65,408.87

TOPIX 3942.57 +50.11 3903.54 3,891.62─

3,953.89

プライム市場指数 2033.57 +25.92 2013.40 2,007.88─

2,039.42

スタンダード市場指数 1667.73 +9.39 1667.13 1,661.87─

1,675.09

グロース市場指数 1072.46 +17.70 1062.46 1,059.11─

1,078.77

グロース250指数 843.39 +15.07 834.38 831.67─84

8.74

東証出来高(万株) 242888 東証売買代金(億 100536.4

円) 5

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