中国は米中首脳会談後、アメリカと共同でホルムズ海峡の再開を求める姿勢を改めて示した。

アナリストらは、トランプが中国のイランに対する影響力を求めて訪中したとみている。中国はイラン産原油の80%超を購入しているためだ。

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ただし、中国にも海峡を開いたままにしておきたい独自の理由がある。石油とガスの供給だ。

中国はイラン産原油の大半を購入しているものの、イランは中国にとって最大の供給国ではない。中国は依然として他国からも調達している。

重要なのは、中国が大規模な石油備蓄も有していることだ。ホルムズ海峡危機への中国の対応は、エネルギーショックに対する中国政府の備えが、少なくとも現時点ではいかに万全であるかを示している。

しかし、中国に相当な余裕があるとはいえ、当局者は焦りを募らせている。世界的な原油価格の上昇が輸送費と物流費を押し上げ、製造業企業の利益率を圧迫しているためである。

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