Suzanne McGee Akash Sriram

[プロビデンス(米ロードアイランド州) 15日 ロイター] - 機関投資家は第1・四半期にインテルやマイクロン・テクノロジーといった半導体株の新規購入に奔走したことが、米証券取引委員会(SEC)に提出された資料(13-F)で明らかになった。

ロイターはヘッジファンドや年金基金など約6600の機関投資家が提出した13-Fを調査。そのうち約5000社は、ロイターが追跡している半導体企業17社の株式を1銘柄以上購入した。

最も積極的に買われた銘柄の1つはマイクロンで、人工知能(AI)構築に必要なメモリーチップの需要が大きく拡大する中、同社株は年初来で154%上昇した。ロックフェラー・キャピタル・マネジメントやシュローダー・インベストメント・マネジメントなど計2440社がマイクロン株の持ち高を新たに構築した。

マイクロンに次いで買われたのはインテルで、同社株は年初来で195%上昇した。タイガー・グローバル・マネジメントやニューバーガー・バーマン、メットライフ・アセット・マネジメントなどがインテル株の持ち高を新たに組んだ。

半導体株に大きく投資した機関投資家として浮かび上がったのがノーザン・トラストだ。同社は第1・四半期にインテル、マイクロン、シーゲイト・テクノロジー、ウェスタン・デジタルの持ち高を新規に構築した。年初来でシーゲイトの株価は188%、ウェスタン・デジタルは179%それぞれ上昇している。

機関投資家はまた、第1・四半期にAIの導入や展開に密接に結び付いている企業の株式購入にも意欲的だった。4000社超がオラクルやアリスタ・ネットワークス、バーティブなどAIインフラ大手9銘柄を買い増したり新規に購入したりした。

一方で機関投資家は第1・四半期に、メタ・プラットフォームズやマイクロソフトなど超大型AI関連株「マグニフィセント・セブン」に対しては選別姿勢を厳格化した。これらの企業がAIへの支出を継続できるかどうかや成長を巡る不確実性がくすぶり続けていることが背景にある。マグニフィセント・セブンの7銘柄は売り手の方が買い手よりも若干多かった。

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