パキスタンが14日、同国初となるパンダ債プログラムの第1弾発行手続きを完了し、2億5000万ドル相当の人民元を調達した。パキスタン財務相のアドバイザーが明らかにした。

パンダ債は、中国本土市場で非居住者が発行する人民元建て債券。パキスタンは今回のプログラムを通じて10億ドル相当を調達する予定だ。

このアドバイザーによると、第1弾の3年債(表面利率2.5%)には88億元(約13億ドル)超の注文が集まり、応募倍率は5倍を上回った。

発行されたパンダ債には、アジア開発銀行(ADB)とアジア・インフラ投資銀行(AIIB)の支援・保証が付けられている。

パキスタンはデフォルト(債務不履行)寸前の危機に陥った後、2024年に国際通貨基金(IMF)から70億ドルの拡大信用供与措置(EFF)を確保。それ以来財政改革を断行しているものの、対外的な資金調達ニーズを満たすためには、依然としてIMFからの継続的な融資や二国間債権者に依存している状況にある。

中国はパキスタンにとって最大の二国間債権国で「中国・パキスタン経済回廊(CPEC)」インフラ計画における主要なパートナーとなっている。

[ロイター]
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