チケットは地元住民が下支え?

W杯のアルゼンチン代表の試合は、6月16日にミズーリ州カンザスシティで行われる予定だ。同市の保健当局者は、クルーズ船でのハンタウイルス流行をモニタリングしているとしたうえで、アメリカでも毎年最大50件の感染例が見られると指摘した。

カンザスシティ保健局長のマーヴィア・ジョーンズ医師は「現時点では、クルーズ船でのハンタウイルス流行に関する情報は急速に変化している」と述べた。「保健局は、詳細が明らかになり次第、住民に状況を周知し続ける」

カンザスシティでの試合は、6億5300万ドルの経済効果を生むと見込まれている。W杯の現地組織委員会KC2026が発表した準備状況に関するレポートによると、数十万人の訪問者がこの地域を訪れると予想されている。

カンザスシティでの試合後、アルゼンチンは6月22日にテキサス州ダラスで試合を行う。初期の推計では、6月と7月に合計16試合が行われるテキサス州に、35億ドルの経済効果がもたらされると予想されていた。

しかし、開幕まで1カ月余りとなった時点で、ヒューストンとダラスのホテル予約は期待を下回っている。アーリントン観光コンベンション局のブレント・デラード会長兼CEOは、一部のファンにとってチケット価格は手が届かないほど高く、渡航ビザの取得に苦労している人もいると述べている。

専門家らは、試合のチケットは完売する可能性が高いが、その売り上げは国際的なファンよりも地元住民によって支えられる可能性があると述べた。しかし、アルゼンチンのファンについては事情が違うかもしれない。彼らは代表チームを応援するためなら、困難をものともしないからだ。

本誌はダラス市長のエリック・ジョンソンにコメントを求めている。

検査や陰性証明の提示は求められる?
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