リスクがあるのは試合会場だけではない

W杯開催都市では通常、観戦パーティー、パレード、混雑したスポンサーイベントなど、試合以外のイベントも開かれる。

また、サッカーは感情を大きく揺さぶることもあることも忘れてはならない。W杯は社会的距離を取る場所ではない。ファンは車両に詰め込まれ、バーでは肩を寄せ合う。抱擁が交わされ、人々は手指消毒剤に手を伸ばすことなくハイタッチをする。歓声、歌声、叫び声が響く。

とはいえ、保健当局は、ハンタウイルスは日常的な環境では容易に広がらないと強調している。WHOは、アンデス株のヒトからヒトへの感染はまれであり、密接かつ持続的な曝露を必要とすると繰り返し強調してきた。そのため、短時間の公共の場での接触を通じた広範な感染は起こりにくい。

CDCも、輸入症例はあり得るものの、「現時点でアメリカに広範に広がるリスクは極めて低いと考えられる」としている。

大半の感染は、人々がげっ歯類の糞、尿、唾液から空気中に舞った粒子を吸い込んだ後に起こる。

チケットは地元住民が下支え?
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