ローマ教皇レオ14世が、同性カップルへの祝福を指示したラインハルト・マルクス枢機卿に微妙な異議を唱えた。
同性カップルに対する祝福は、カトリック教会を二分している問題だ。カトリック系メディアによれば、マルクスは監督する大司教区の司祭に「祝福で愛に力を与える」よう通知。対象には「非正規的なカップル」も含まれる。
フランシスコ前教皇と同じく、同性カップルに対して従来ほど保守的でないレオ14世の姿勢は進歩派の信者らに歓迎される一方、保守派の反発を招いている。その複雑な立場を反映し、4月23日の記者会見では、同性カップルへの祝福の問題は「結束より分断を招きかねない」と警告した。
レオ14世は「正義、平等、自由を教会のより重要な懸念として挙げた」と、カトリック系LGBT支援団体、ニューウェイズ・ミニストリーのフランシス・ディベルナルド事務局長は本誌に指摘する。「性的問題に執着してきた教会の路線転換を告げる発言として評価できる」
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