[24日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)が24日公表した4月の意思決定者パネル​調査(DMP)によると、英企業は今後1年間の販売価格見通しを引き上げた。

企業が予想する今後12カ月の価格上昇率は4.4%と、3月の3.7%から上昇し、2024年1月以来の高水準となった。

中銀の地域担当エージェント網がまとめた企業動向調査(ASBC)によると、企業は利益率が既に圧迫されていることから、コスト上昇分の少なくとも一部を価格に転嫁する意向を示している。一方で、需要の弱さも懸念されており、値上げには慎重になる可能性が高いという。

DMPでは、今後1年間の売上高予想の指標が新型コロナ禍のさなかにあった20年7月以来の低水準に落ち込んだ。

今後12カ月の消費者物価上昇率に関する企業の予想は4.0%と3月の3.5%から急上昇し、23年12月以来の高水準となった。ただ、より長期の予想は安定しており、これは中銀当局者にとって安心材料となる。

賃金上昇率の予想にはほとんど変化が見られなかった。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。