Kentaro Okasaka

[東京 24日 ロイター] - 日立建機は24日、2027年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前年比9.3%増の800億円になるとの見通しを発表した。IBESがまとめたアナリスト10人の純利益予想の平均値895億円を下回った。

米関税によるコスト増やブランド切り替え費用の発生を見込むものの、原価低減や販売価格の値上げにより増益を見込む。中東情勢の緊迫化による影響は、状況が極めて流動的として現時点では織り込んでいない。

年間配当予想は過去最高の190円(前年は175円)とした。

油圧ショベルやマイニング機械の需要が前年度と同等の水準で推移するとみている。油圧ショベルは、主力の北米や欧州では堅調な需要を維持する一方、アフリカやアジアを含む一部地域では前年度の好調の反動で若干の減少を見込む。売上収益は同1.7%増の1兆4300億円となる見通し。

26年3月期通期の連結純利益は同10.1%減の731億円だった。米関税や成長投資に伴うコスト増などが響いた。

同社は27年4月1日に社名をランドクロスに変更する。

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