Mayu Sakoda

[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比575円95銭高の5万9716円18銭で取引を終えた。終値ベースの史上最高値を更新した。米ハイテク企業の好決算を受けて、指数寄与度の高い半導体や人工知能(AI)関連株に買いが入った。一方、TOPIXは横ばい、東証プライム市場の6割超は値下がりしており、市場では物色の偏りが指摘されている。

日経平均は267円高で寄り付き、マイナス圏に接近する場面がありながらも、後場終盤に623円高の5万9763円68銭の高値をつけた。時間外取引で米ナスダック先物が底堅く推移し、日経平均の指数寄与度の高い半導体関連株の支えとなった。米半導体大手インテルが発表した好決算を受けて、株価が時間外で15%上昇したことなどが背景。

主力株では、イビデンが12%超と大幅に上昇したほか、アドバンテストが5%超高、レーザーテック、フジクラ、ソフトバンクグループが2─3%超高となった。東京エレクトロンは小幅高だった。23日の米国株式市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が17営業日続伸し、1.71%高で連日の過去最高値となったことも材料視された。

指数寄与度の高いハイテク株の一角が大幅高となる中、日経平均とバリュー株が軸となるTOPIXの比率を示すNT倍率は5営業日続伸し、連日の過去最高を更新した。

SBI証券の鈴木英之投資調査部長は「日経平均はハイテク株の一角に押し上げられ底堅いものの、マーケット全体は強くない」と指摘する。これから本格化する企業決算や中東情勢を巡る不透明感で全体的には様子見ムードが強く、「AI関連株に資金が集中し、NT倍率がかなりいびつになっている」という。

TOPIXは0.01%高の3716.59ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.01%高の1915.91ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆4853億6600万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業、海運、ガラス・土石製品、卸売、非鉄金属など16業種、値下がりはサービス、その他製品、医薬品、輸送用機器など17業種だった。

そのほか個別では、コニカミノルタ、第一三共が10%超安、キヤノン、ヤマハが6─7%超安。リクルートホールディングス、キオクシアホールディングスは2─3%超安となった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.26%安の768.1ポイントと、3日続落した。

スタンダード市場に新規上場した梅乃宿酒造は公開価格を50%上回る900円で初値を付け、ストップ高水準の1050円買い気配で引けた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが550銘柄(34%)、値下がりは973銘柄(61%)、変わらずは50銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 59716.18 +575.95 59407.44 59,225.37─

59,763.68

TOPIX 3716.59 +0.21 3730.89 3,704.37─3

,732.18

プライム市場指数 1915.91 +0.25 1921.35 1,909.66─1

,923.87

スタンダード市場指数 1665.61 -9.59 1676.25 1,663.11─1

,678.08

グロース市場指数 994.41 -11.32 1005.42 989.83─1,0

08.03

グロース250指数 768.10 -9.77 777.23 763.55─779

.15

東証出来高(万株) 223997 東証売買代金(億 74853.66

円)

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