Pritam Biswas Prakhar Srivastava
[23日 ロイター] - 米取引所運営会社ナスダックが23日発表した第1・四半期決算は利益が市場予想を上回った。不透明なマクロ経済環境下で投資家がポートフォリオの再調整を急いだことから取引高が増加し、業績に追い風となった。
人工知能(AI)関連銘柄は年初に投資家の関心を集めたが、セクターにバブルの懸念が浮上したことで市場は逆方向に振れ、ハイテク銘柄の比重が高いナスダック市場はまちまちの展開となり、取引高が押し上げられた。
中東情勢緊迫化の影響も四半期終盤に市場に波及した。
取引関連の市場サービス収入は13%増の3億1700万ドル。米国の現物株式および株式オプションの取引高が記録的な水準となったことが寄与した。
金融テクノロジー部門の収入は資本市場事業の好調を受けて20%増加。指数事業も14%増となった。
調整後1株当たり利益は0.96ドルで、LSEGがまとめた市場予想の0.93ドルを上回った。
新規上場件数は前年同期の170件から176件に増加し、データ・上場サービス収入を11.5%押し上げた。