[シンガポール 23日 ロイター] - S&Pグローバル・エナジーのコンサルタント、イーサン・ン氏は23日、2026年の世界石油需要予測を日量40万バレルに引き下げたと明らかにした。中東紛争前の予測(同110万バレル)から同70万バレルの下方修正となる。紛争に伴うエネルギー供給の混乱が理由。
第2・四半期の中東およびアジアでの石油需要は急減する見通し。ホルムズ海峡の封鎖により、世界の精製能力の約40%を占める約178カ所の製油所が影響を受けている。
一方、日本や韓国などが燃料不足に対処するために戦略石油備蓄を大幅に放出しているため、北海ブレント原油の現物価格は上値が抑えられている。油種別では、中東紛争による価格への影響はディーゼル燃料とジェット燃料が最も大きい。