英国のシンクタンク、エンバーが21日に発表した報告書によると、再生可能エネルギーによる発電量が昨年、世界全体で石炭発電を初めて上回った。太陽光発電が過去最高の伸びを記録した。

エンバーのマネジングディレクター、アディティア・ロラ氏は、「われわれは確実にクリーン成長の時代に入った」と述べた。「クリーンエネルギーは現在、世界的な電力需要の増加を吸収できるほど急速に拡大している。化石燃料による発電は横ばいが続いており、いずれは減少に向かうだろう」とした。

報告書によると、風力や太陽光などの再生可能エネルギーは昨年、1万0730テラワット時(TWh)の電力を供給し、世界の総電力供給量の約34%を占めた。2024年の32%から増加した。最も急速な成長を見せたのは太陽光発電部門で、発電量は過去最高の636TWh(30%)増となった。

世界全体の石炭火力発電量は0.6%減少し、世界の電力供給に占める割合は33%となった。これまで世界の化石燃料発電量の増加に最も大きく寄与してきた中国とインドは、25年にいずれも化石燃料発電量の減少を記録した。

[ロイター]
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