[29日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は29日、2024年の米国人の平均寿命が前年比6カ月長くなり、過去最長の79歳となったと発表した。新型コロナウイルス感染症と薬物の過剰摂取による死者が急減したことが要因だった。
24年の平均寿命は人種を問わず、男女ともに延びた。ヒスパニック系でも同様の傾向が見られ、2014年の最高記録を更新した。21年はコロナ禍の影響で76.1歳を記録し、数十年ぶりの短さとなった。その後、平均寿命は延び続けている。
24年の死因上位10位のうち9つは23年と変わらなかった。23年に10位だった新型コロナ感染は37%減少して15位に後退した。
若年層の傷害死の主要原因の1つである薬物の過剰摂取による死は前年比26%減少し、22年に減少傾向が始まって以来最大の減少率となった。
薬物の過剰摂取による死は全年齢層で減少し、若年層での減少率が最大だった。フェンタニルなどの合成オピオイド関連の死が最も減少した。
24年の死因の首位は心臓病で、これにがんや不慮の事故が続いた。死因上位10位が全米の死者の70%以上を占めた。