[‍東京 19日 ロイター] - 米投資ファンドのエリオット・インベストメント・マネジメントは19日、トヨタ不動産などが豊田自動織機の株式公開買い付け(TOB)価格を先週引き上げたことを受け、豊田織の株主に宛てた公開書簡を公表し、TOBに反対する立場を改めて表明した。株主に応募しないことを「強く推奨」した。

改定後のTOB価格1万8800円に対し、エリオットは豊田織株の公正価格が2万6134円とTOB価格を約40%上回っているとの分析を示し、TOB価格が引き⁠続き同社の価値を「著しく過小評価‍している」との見解を示した。

アクティビストとして知られるエリオットは、昨年12月10日時点で豊田織の株式を5.01%保有‍していることが分かっており、‍先週の声明では同社株が1株‍当たり2万5000円超の価値があるとしていた。

トヨタ不動産などは14日、TOB価格を従来の1万6300円から1万8800円に引き上げ、15日か⁠ら買い付けを始めると発表。市場全体の株高で豊田織が保有⁠するトヨタなどの株‍式の価値が膨らんだことなどが引き上げの背景としていた。

エリオットは公開書簡で、「保有株式を改定後TOBに応募する意向はなく、株主の皆様にも応募しないことを強く推奨する」とした。

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