Antonella ‍Cinelli

[ローマ 15日 ロイター] - イタリア統計局(ISTAT)が15日発表した11月の鉱工業生産は、前月比1.5%増加した。長らく低迷していた製造業の回復兆候が新たに示された。

ロイターが17人のエコノミストに行った調査による予想は0.5%増だった。10月は前月比1%減少していた。

11月は全主要産業部門で増加し、就業日数調整済みの前年比で1.4%増(予想は0.6%減)だった。10月改定値は0.2%減となった。

また、9─11月期は前期比1.1%増加した。

INGのシニアエコノミスト、パオロ・ピッツォーリ氏は⁠「緩やかな回復が一段と強まっている‍」とし、12月は停滞したものの、第4・四半期は前期比1%増と、22年以来の高水準になると予想した。

インテーザ・サンパオロのエ‍コノミスト、パオロ・マメリ氏‍は、前月比の生産データは主に祝‍日の配分により引き続き顕著な変動を示しているものの、業界の下振れリスクは若干低下しているようだと述べた。

国内シンクタンク、⁠プロメテイアは、企業が米関税の影響への対応を検討せざるを得⁠なくなったため、不‍確実性が高まっている公算が大きいと指摘した。

今月発表された購買担当者景気調査によると、イタリアの製造業は12月に再び縮小に転じた。

政府は、2025年の成長目標を0.5%としている。24年実績は0.7%。

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