中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は5日の開幕に合わせて予算報告を発表し、2018年の国防費は前年比8.1%増の1兆1100億元(1750億ドル)を計上すると明らかにした。

増加率は過去2年間の伸びを上回る。17年は7%増の1兆0440億元(1646億ドル)を計上、米国の国防費(予算案ベース)の約4分の1だった。

李克強首相は事前に公表された政府活動報告で、18年の国内総生産(GDP)伸び率の目標を昨年と同じ6.5%前後に設定したと明らかにした。17年の実際の成長率は6.9%に加速したが、目標は据え置かれた。

李首相は、中国は「軍事訓練や戦争への準備態勢のあらゆる側面を前進させ、国家の主権、安全保障、開発権益を断固として守る」と表明。

「国家安全保障を取り巻く環境の大きな変化に直面している」と指摘したうえで、政府と軍、国民と軍の間の結束は常に「石のように強固」であるべきと主張した。

[ロイター]
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