[15日 ロイター] - 米国株式市場は強弱まちまちで取引を終えた。通期の業績予想を上方修正したシスコシステムズが上昇した一方、米司法省による刑事捜査が報じられた医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループは大幅安となった。

米政府が大幅な関税引き上げを撤回することで合意するとの期待を背景に、S&P総合500種はトランプ政権の貿易戦争を受けた4月の急落から回復している。

トリプルDトレーディングのトレーダー、デニス・ディック氏は「投資家は(貿易)合意を見込み、先回りしようとしている」と述べた。

シスコは5%近く上昇。人工知能(AI)ブームによるクラウド顧客からのネットワーク機器に対する堅調な需要を背景に、通期の業績予想を上方修正した。

一方、ユナイテッドヘルスは約11%急落。米司法省が同社に対して刑事捜査を行っており、高齢者向け公的医療保険メディケアの不正請求疑惑に関係している可能性があるとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。

小売り大手ウォルマートは0.5%安。2025年第1・四半期(2─4月)決算の米既存店売上高は予想を上回ったが、今月下旬から値上げを開始する方針を示した。また、トランプ政権の関税措置が見通せないとして、第2・四半期の利益予想の公表を控えた。

トランプ関税の影響を大きく受けるアマゾン・ドット・コムも2.4%下落した。

S&P500の主要11業種のうち8業種が上昇し、公益事業や主要消費財が上げを主導した。

米商務省が15日発表した4月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.1%増加した。米関税措置発表前にみられた自動車購入前倒しの動きによる効果が薄れ、伸びは前月から減速した。

米労働省が発表した4月の卸売物価指数(PPI)は前年比2.4%上昇し、伸びは前月の3.4%から減速。前月比では予想に反して0.5%下落した。

S&P500では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.9対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は179億株。過去20営業日の平均は168億株。

   終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 42322. +271. +0. 41777 42351 41777

75 69 65 .98 .42 .98

 前営業日終値 42051.            

06

ナスダック総合 19112. -34.4 -0. 19031 19207 18967

32 9 18 .24 .22 .78

 前営業日終値 19146.            

81

S&P総合500種 5916.9 +24.3 +0. 5869. 5924. 5865.

3 5 41 82 21 16

 前営業日終値 5892.5            

8

ダウ輸送株20種 15041. +5.78 +0.      

11 04

ダウ公共株15種 1027.4 +24.0 +2.      

0 0 39

フィラデルフィア半導体 4932.4 -28.2 -0.      

5 8 57

VIX指数 17.83 -0.79 -4.      

24

S&P一般消費財 1727.9 -11.9 -0.      

1 1 68

S&P素材 542.21 +6.15 +1.      

15

S&P工業 1202.7 +13.2 +1.      

6 3 11

S&P主要消費財 894.95 +17.5 +2.      

4 00

S&P金融 851.69 +5.43 +0.      

64

S&P不動産 260.08 +4.69 +1.      

84

S&Pエネルギー 652.01 +0.77 +0.      

12

S&Pヘルスケア 1519.3 +19.1 +1.      

5 4 28

S&P通信サービス 345.24 -1.47 -0.      

42

S&P情報技術 4573.0 -1.30 -0.      

3 03

S&P公益事業 410.64 +8.53 +2.      

12

NYSE出来高 11.56億          

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 37810 + 大阪比    

100

シカゴ日経先物6月限 円建て 37755 + 大阪比    

45

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