そして息をつく間もなく、メキシコを再び揺れが襲った。19日午後1時15分に発生した地震は、震源から約120キロ離れた首都メキシコシティにも被害をもたらした。崩壊したマンションや小学校で多くの人が生き埋めになり、救助を待った。

フリーダは、地震発生の当日にメキシコシティの現場に入り、児童と大人合わせて25人が死亡した市内のエンリケ・レブサメン小学校の捜索に参加。捜索は翌日も行われた。

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ショッピングカートを使った即席のベッドで休むフリーダ Jose Luis Gonzalez-REUTERS

国民的人気により、お札に採用!?

精力的に活動するフリーダだが、年齢には抗えない。フリーダと共に救助に当たるイスラエル・アラウスによれば、フリーダは人間で言えばおよそ50歳。崩壊現場のわずか20インチ(約50センチ)程の隙間を縫っての捜索活動は20分が限界という。アラウスによれば、フリーダは2016年のエクアドル地震の際にも被災地に派遣された経験があるベテラン救助犬だ。

高齢のフリーダの活躍は大きく取り上げられている。英紙ガーディアンによると、メキシコの500ペソ紙幣の絵柄を、画家のディエゴ・リベラからフリーダに変更しようと提案する声もある。

9月22日にはエンリケ・ペニャニエト大統領のオフィスが、フリーダの勇気を讃えるメッセージをツイートした。

(SEMARに所属するフリーダは、国内外の様々な自然災害で50人以上の命を救った)

日本からも4頭