Francesco Guarascio Phuong Nguyen Khanh Vu

[ハノイ 11日 ロイター] - 台風11号(ヤギ)はベトナム北部を直撃し、輸出産業中心地の多くの工場に甚大な被害をもたらした。

今年アジアで最も勢力が強い台風11号は7日にベトナム北部の沿岸部に上陸し、11日になっても洪水や土砂崩れを引き起こしている。これまでに数十人が死亡し、電力網や道路などのインフラも破壊されている。

ベトナムは、主に欧米に製品を輸出する多国籍企業の事業拠点を抱えているため、世界のサプライチェーン(供給網)に影響が及ぶ可能性がある。

台風による被害が特に大きかった沿岸部のハイフォン市は、95%の企業が10日に何らかの活動を再開する見込みだと発表した。

同市では、多くの企業の屋根が吹き飛ばされ、壁が破れて倒壊、工場が浸水したという。

ハイフォン市と隣接するクアンニン省の工業団地では、150の工場のうち少なくとも20が数週間操業停止になるという。

被害調査に詳しいある関係者によると、工業団地で打撃を受けたのは、日本航空(JAL)が共同所有するグループ傘下のジュピター・ロジスティクスなど。

JALによると、ジュピターの倉庫は被害が軽微だった。保管されていた貨物は別の場所への移動が必要になった。

ハイフォン市の別の工業団地では、韓国のLGエレクトロニクスの工場の倉庫が浸水した。ただ、10日には部分的に稼働が再開した。

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