[22日 ロイター] - 英製薬大手アストラゼネカは、ワクチンの生産拠点を英国から米国へ移転する可能性があると警告した。国の補助金削減計画を巡る労働党新政権との協議が行き詰まっていることが背景にある。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が22日報じた。

報道は関係者の話として、リーブス財務相は同社のワクチンセンターへの補助金を削減したい意向で、その結果、支給額は前政権が約束した約9000万ポンドから4000万ポンドに減少することになると伝えた。

報道によると、以前の計画ではリバプール近郊スピークの施設開発に最大7000万ポンドの助成金と、英保健安全保障局(UKHSA)からの研究開発に向けた2000万ポンドの支援金が含まれていた。

関係者によると、生産はアストラゼネカが過去にワクチンを製造したことがあるインドで行われる可能性もある。

財務省の広報担当者は「スピークで計画されている投資の実現を支援するためにアストラゼネカと前向きな話し合いを行っている」と述べた。

スナク前政権は3月、同社のワクチンの研究、開発、製造の強化に向け6億5000万ポンドを投じる計画を示していた。

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