Krishn Kaushik Ruma Paul
[ダッカ 15日 ロイター] - バングラデシュ暫定政権のホセイン外相は15日のインタビューで、インドに逃亡したハシナ前首相について、同国政府に身柄の引き渡しを求めるかどうかを政権が判断すると述べた。
ホセイン氏は、ハシナ氏が殺人容疑を含む「非常に多くの犯罪容疑」に直面していると説明。内務省と司法省が決断すれば、「彼女にバングラデシュへの帰還を要請せざるを得ない」と述べた。
引き渡しを求めれば「インド政府が当惑するような状況になる」とも語った。
ハシナ氏は、学生デモの激化を受けて5日にインドに逃亡。デモでは300人近くが死亡し、ハシナ氏は既に、自身の政権幹部らとともに2件の殺人容疑をかけられている。
バングラデシュの国際犯罪裁判所の捜査部門幹部は、ハシナ氏を含む10人について、学生デモ期間中での殺人、拷問、ジェノサイド(民族大量虐殺)などの容疑で、3件目の捜査を開始したと述べた。
バングラデシュでは8日、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏をトップとする暫定政権が発足した。