Shubham Kalia Maria Ponnezhath

[1日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1日、同社の法人登記をデラウェア州からテキサス州に変更する是非について株主投票を実施すると表明した。

デラウェア州衡平法裁判所は30日、マスク氏の総額560億ドルの報酬パッケージを無効とする判断を下した。過剰な報酬とした株主の訴えを支持した。

マスク氏は裁判所の判断を受け、X(旧ツイッター)に「デラウェア州で会社を設立してはならない」と投稿し、テスラの登記をテキサスに変更すべきかどうかの投票を開始した。この投票には110万票以上が投じられ、87%以上が変更に賛成した。

「一般投票は明確にテキサス州を支持している」とし、「登記をテキサスに移すための株主投票実施にテスラは直ちに動くつもりだ」と述べた。

マスク氏はカリフォルニア州の規制や税制への不満などから2021年にテスラの本社を同州パロアルトからテキサス州オースティンに移した。

テスラの「ギガファクトリー」の一つはテキサス州にあり、同州でリチウム精製工場の建設も進めている。また宇宙企業スペースXやトンネル掘削会社ボーリング・カンパニーなど、マスク氏の他の企業もテキサス州に拠点を置いている。

マスク氏の報酬を無効としたマコーミック判事はマスク氏のツイッター買収を巡る2022年の裁判も担当。ツイッター買収を取りやめようとしたマスク氏の裁判遅延戦術を退けた。

マスク氏は「株主による問題の決定を望むならネバダかテキサスいずれかの州での設立を勧める」と投稿した。

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