[テルアビブ 20日 ロイター] - イスラエル中部テルアビブで20日、ネタニヤフ政権への抗議集会が開かれ、数千人が参加した。安全保障政策の不手際を非難し、総選挙を要求した。

司法改革強行などをきっかけに広がったネタニヤフ政権に対する抗議運動は昨年10月7日、イスラム組織ハマスによる奇襲攻撃後いったん鳴りを潜めた。国民が結束し、軍やハマスの攻撃で犠牲となった人々の遺族、人質に寄り添うムードが高まったためだ。

しかしパレスチナ自治区での戦闘が長期化するとともに、各種世論調査では再びネタニヤフ首相の支持率が低迷し、政権交代を求める声が次第に強まりつつある。

20日の抗議集会もそうした機運の反映とみられる。

ハマスの戦闘員に殺害されたあるイスラエル軍兵士の遺族は「(政府を)改革し、手直しする力はわれわれの手にある。この政府は即刻退陣する必要がある」と訴えると、集まった人々も「今すぐに(退陣を)」と唱和した。

ネタニヤフ政権の内部でも次第に不協和音が顕在化しているものの、同氏は引き続き首相の座にとどまる姿勢を見せている。

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