フランスのバルス首相は2日、政府系造船企業DCNS社が共同開発相手に選ばれたオーストラリアの次期潜水艦をめぐり、すべての潜水艦がオーストラリアで建造されると述べた。

 ターンブル豪首相は先週、次期潜水艦の共同開発相手の選定作業で、フランスが日本とドイツを破ったと発表した。

 バルス首相はニュージーランド訪問の途中でオーストラリアに立ち寄り、ターンブル首相と会談。その後通訳を通じて記者団に対し、DCNSとオーストラリアが結ぶ契約の内容を自身が確認すると説明。「できるだけ早期にこの契約をまとめたい」と述べた。

 その上で「われわれはコミットメントすべてを果たす。オーストラリアの選定にあたっては12の潜水艦をオーストラリアで建造するということになっていた。それがわれわれの合意の基礎だった」とした。

 DCNSのトップであるエルベ・ギユー氏は先週、今回の合意によりフランスの造船所で約4000人の雇用が創出されると発言。国内で建造されることが当然視されていたオーストラリアでは驚きの声が広がっていた。

[キャンベラ 2日 ロイター]
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