Michael S. Derby

[19日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は19日、インフレ鈍化を歓迎しながらも、来年の連邦準備理事会(FRB)の金利政策見通しにどう影響するかについては明言を避けた。

ヤフー・ファイナンスとのインタビューで、インフレ率が低下する中、失業率は3.7%と比較的安定的に推移しており、現在は良好な状態にあると指摘。先週の連邦公開市場委員会(FOMC)で示された利下げ見通しが実現するかどうかは経済の展開次第とした。

FRBは先週のFOMCで金利据え置きを決定。同時に発表した金利・経済見通しでは、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が2024年末には現在の5.25─5.50%から0.75%ポイント低下するとの見通しが示された。

バーキン総裁は利下げに前向きと明言はしなかったものの、経済が期待通りに推移すれば利下げは否定しない姿勢を表明。「物価を巡っては良好な進展が得られている。物価と雇用というFRBが担う二重の責務の双方のバランスを取ることが重要だ」と述べた。

同時に、FRBが示した金利と経済の見通しは予測でしかなく、FRBの行動を約束するものではないとも指摘。「インフレ対応はまだ終わっていない。向こう数カ月でインフレが低下することを期待している。インフレが低下すれば当然、適切に対応する」と述べた。

バーキン総裁は来年のFOMCで投票権を持つメンバーになる。

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