[5日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのドイツ経営陣は先週、従業員1万1000人に対し、11月から4%の賃上げを行うと通知した。5日付米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。労組はこれまで、同社の賃金が業界の平均を下回っていると訴えていた。
また、関係筋が同紙に明かしたところによると、テスラはドイツの従業員に対し、12月にインフレ手当として1500ユーロ(1609ドル)を支給するとともに、来年2月からは2500ユーロの追加賃上げを実施する見通し。
同社は10月、昨年に6%の賃上げを行ったとしたうえで、今月従業員に賃上げ幅を通知すると発表していた。
ドイツ最大の労働組合である金属産業労組(IGメタル)はこれまで、テスラの賃金は団体協約で提示されている額を20%前後下回っていると指摘していた。テスラは他の独自動車メーカーと異なり、賃金を規定する団体協約が存在しない。
WSJによると、ドイツを訪問したイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はまた、来年予定しているドイツ工場拡張が完了した後、次世代EVモデルを同工場で生産すると約束したという。
テスラとIGメタルは、ロイターのコメント要請に応じていない。