[30日 ロイター] - ロシアのミシュスチン首相は30日、ロシアが「併合」したウクライナのドネツク、ルガンスク、ザポロジエ、ヘルソンの4州で、昨年10月以来、約150万人にロシア国籍を付与した明らかにした。

ロシアは昨年9月、ウクライナ4地域について、全域を完全に制圧していないものの「併合」すると宣言。ミシュスチン首相は政府の会合で「昨年10月以降、『新地域』の住民約150万人がロシアのパスポートを取得した」と表明。約160万人がロシアの年金を受給し、約150万人がロシアの社会的給付を受けていると報告した。

ロシアがウクライナに全面侵攻を開始する前のドネツク、ルガンスク、ザポロジエ、ヘルソンの4州の人口は約890万人だった。

ミシュスチン首相は、ロシアが2014年に「併合」したクリミアについては言及しなかった。

ロシアのプーチン大統領は先月、ロシアが「併合」したウクライナの地域の住民にロシア国籍を付与する法令に署名。法令の下、ロシア国籍取得を拒否したり、国籍を発効させなかったりした場合は強制送還される。

ウクライナは、ロシアがウクライナ国民を威嚇してロシア国籍を取得させさせようとしていると非難している。

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