[東京 12日 ロイター] - マツダは12日、2024年3月期の連結業績予想について、営業利益が前年比26.8%増の1800億円になる見通しと発表した。半導体不足の影響が緩和し、販売増加や単価の改善が寄与する。

会社予想は、IBESによるアナリスト17人の予測平均1727億円を上回った。

今期の連結出荷台数は同13%増の120万台、世界販売は17%増の130万台を計画。主力市場の北米では22%増、中国では48%増を見込む。

丸本明社長は決算会見で、トヨタ自動車との合弁による米国アラバマ工場で昼夜2交代で操業する「2直化」を7月から開始することを明らかにした。2直化でスポーツ多目的車(SUV)「CX-50」の供給台数を拡大する。中国でもCX─50の現地生産を始めて販売を伸ばしたい考え。

6月から新社長となる毛籠勝弘専務執行役員も会見に同席し、米国市場について「電動化の流れは強いと感じているが、各州レベルでみると、どうなるかはまだまだ見えにくいのが実態」と指摘。需要の変化に対応できるよう「柔軟性のある販売戦略」を策定し、市場を注視していく、とした。

今期の営業利益予想は、前期実績に対して円高影響で519億円、原材料や物流費の高騰などで374億円が減益要因となる一方、出荷増加と単価改善などが1215億円増益要因となる。

今期の前提為替レートは1ドル=128円(前期は136円)、1ユーロ=139円(同141円)と円高方向に設定した。

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