[ロンドン 4日 ロイター] - 英石油大手シェルが4日発表した第1・四半期決算は純利益が96億5000万ドルとなり、市場予想を上回った。好調なトレーディング収益や液化天然ガス(LNG)の販売増加がエネルギー価格下落の影響を相殺した。
同社がまとめた市場予想は80億ドル。前年同期は91億ドル、2022年第4・四半期は98億ドルだった。
同社はまた、配当を1株当たり0.2875ドルに据え置いたほか、自社株買いプログラムを延長した。今後3カ月で40億ドルの自社株を購入する。
自社株買いと配当金の規模はキャッシュフローの約40%に相当する60億ドルに達し、同社が株主還元に充てるとしていたキャッシュフローの20─30%を上回った。
総合ガス事業の利益はLNG価格の下落に圧迫され、18%減の49億ドルとなったが、化学品・精製品部門の利益が139%急増して18億ドルを記録。ガス事業の減益分をおおむね補った。
同社は23年の設備投資計画を230億─270億ドルで据え置いた。