[ベンガルール 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた2月のインド製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.3と前月の55.4から小幅低下し、過去4カ月で最も低い水準となった。ただ、内需は堅調で、景況の拡大・悪化の分かれ目となる50を20カ月連続で上回った。
ロイターがまとめた市場予想の54.3も上回った。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済アソシエートディレクター、ポリアンナ・デリマ氏は「各社は需要の底堅さに自信を持っており、在庫を引き続き積み上げた」と述べた。
新規受注と生産が大幅に拡大。これは基調的な内需が力強いことを示している。一方で外需を示す指数は、11カ月に及ぶ拡大局面の中で最も低い水準となった。
投入コストの伸びは引き続き加速。各企業は電子部品、エネルギー、食品、金属、繊維の価格上昇に言及している。ただ、長期平均を依然として下回っている。
大部分の企業は販売を拡大するため、コスト増分を顧客に転嫁しなかった。
堅調な需要予測を背景に各社は1年後の見通しについて自信を深めた。しかし、採用には及び腰で、雇用の伸びは小幅にとどまった。各企業は現在の仕事をこなすのに十分な人員を抱えていると報告しているという。