[ワシントン 23日 ロイター] - 米商務省が23日発表した11月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比5.8%増の64万戸となり、2カ月連続で増加した。

建設業者が住宅ローン金利の割引や価格引き下げのインセンティブを提供したのが販売を押し上げたとみられる。ただ、住宅市場全体は依然低迷している。

10月の販売戸数は60万5000戸に下方改定された。当初発表は63万2000戸だった。

11月は中西部と西部で急増し、北東部と南部は減った。

ロイターがまとめた販売戸数全体のエコノミスト予想は60万戸だった。前年同月比は15.3%減った。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、30年物住宅ローン固定金利は10月に2002年以来となる7%を突破。今週は6.27%に下がったものの、昨年同時期の2倍を超えている。

11月の新築住宅価格の中央値は47万1200ドルで、前年同月比9.5%上昇。11月末時点の新築住宅の在庫は46万1000戸で、10月の46万9000戸から減少した。在庫のうち建設中が62.9%、未着工が23.2%を占めた。

11月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は8.6カ月。10月は9.3カ月だった。

オックスフォード・エコノミクス(ニューヨーク)の主席エコノミスト、ナンシー・バンデン・ホーテン氏は「今後数カ月間の新築住宅販売の伸びは限られているが、住宅建設業者が提供するインセンティブと最近の住宅ローン金利の低下が販売を下支えしている可能性がある」と述べた。

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