トランプはマムダニを「共産主義者」と批判

ニューヨーク市選挙管理委員会によると、今回の市長選では200万人以上のニューヨーク市民が投票し、投票率は50年以上ぶりに過去最高となった。有権者の約90%の票が集計された時点で、マムダニ氏はクオモ氏に対して約9ポイントのリードを保っていた。

マムダニは演説の中で、「ニューヨークはこれからも移民の街であり、移民によって築かれ、移民によって支えられ、そして今夜からは移民によって導かれる都市だ」とも述べた。

マムダニの予想外の躍進は、民主党は中道派ではなく進歩的な候補を擁立すべきという党内勢力の主張を後押しする格好となっている。

マムダニはすでに、トランプをはじめとする全国の共和党関係者から、急進的な民主党の象徴と位置付けられ、攻撃の的とされている。トランプは、マムダニが当選すればニューヨーク市への連邦資金を打ち切り、ニューヨーク市を掌握すると繰り返し脅してきた。

11月2日に放送された米報道番組『60ミニッツ』のインタビューで、トランプはマムダニを「共産主義者」と罵倒した。「共産主義者がニューヨークを運営するなら、そこに金を送るのは無駄だ。私が大統領としてニューヨークに多額の金を与えるのは難しくなるだろう」

実際、トランプ政権はニューヨーク市のインフラ整備に必要な数十億ドルの資金を凍結した。10月にはホワイトハウスのラッセル・ヴォート予算局長が、ハドソン・トンネル・プロジェクトおよびセカンド・アベニュー地下鉄の建設に関する約180億ドルの資金提供を「違憲なDEI(多様性・公平性・包摂性)原則に基づく資金の流れを確認するために一時停止する」と発表している。

共和党の今後の戦略は?
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