そのほか、1日に10分ほどの短い休憩を何度か取り、SNSから距離を置く、リセットに瞑想を取り入れるといったシンプルな方法も有効だという。

ポジティブな変化を起こすには?

ハーバード大学医学部の精神医学教室のアシュウィニ・ナドカルニ助教授によると、集中力は動機付けや実行機能といった多くの領域に支えられており、脳内ネットワーク、睡眠、ストレス、感情の状態などの生理的要因の影響を受けているという。

「実際に、集中力は壊れてしまうわけではありません。しかし、デジタルメディアによって集中力が過剰に妨げられ、マルチタスクによるタスクの切り替えが、認知能力に悪影響を与えているのは事実です。

(...)気分、睡眠、ストレスを改善し、中断を減らしてデジタル休憩を取ることで、集中力が高まります」(アシュウィニ・ナドカルニ助教授)

このようにデジタルメディアから距離を取り、通知をオフにし、定期的な運動を取り入れることが推奨されるという。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます