韓国の安圭伯国防相は10月16日、聯合ニュースのインタビューで、玄武5の量産が始まったことを明かした。年末までの配備を目指して生産体制を大幅に拡大するという。
安国防相は、核不拡散条約(NPT)の加盟国として核兵器を保有できない韓国にとって、北朝鮮の核・ミサイル開発が続く状況下では、相当数の玄武5を保有する必要があると述べた。
1968年に締結された核不拡散条約は、米国、旧ソ連、イギリス、フランス、中国の5カ国を核兵器国と認め、他国への拡散を防ぐことを目的としている。北朝鮮は2003年に同条約から脱退している。
安国防相はまた、より射程が長く、威力の高い弾頭を持つ改良型玄武5の開発も必要だと指摘した。軍事専門メディア「ネイバル・ニュース」によると、現行型の射程は弾頭重量によって約300〜5000キロメートルとされる。
かつて米国は、韓国の弾道ミサイル開発に対し、射程や弾頭重量に制限を設けていたが、2021年に完全解除した。現在の韓国は、いかなる種類の弾道ミサイルも開発・保有可能な立場にある。
三軸体系の中で、玄武5はキルチェーンの一環として先制攻撃に用いられるほか、あるいは北朝鮮の指導部を標的とする懲罰・報復攻撃の手段として使用される可能性がある。
次のページ