翌17日、ゼレンスキーはホワイトハウスでトランプとの会談に臨んだ。それに先立ち、ワシントンではウクライナ代表団と米政府の協議が行われており、ウクライナ側には当初、米政府からの支援に楽観的な見方が広がっていた。
だが、プーチンとの電話で2度目の米ロ会談が決まると、その流れはかき消された。ゼレンスキーの訪問で最高潮を迎えるはずだったウクライナ外交の演出にも狂いが生じた。
さらに新たな不安も浮上している。ゼレンスキーはアラスカでの米ロ首脳会談に招かれなかったが、ブダペストでの会談には参加できるのか。プーチンは過去に何度も重要な局面でアメリカのウクライナ支援拡大を「失速させようとしてきた」と、戦争研究所(ISW)のロシア担当、ジョージ・バロスは語る。
「これまではうまくいったが、今回はどうだろうか」