Timothy Gardner

[ワシントン 29日 ロイター] - トランプ米大統領は、イランの港湾封鎖を数カ月にわたり継続する必要が生じた場合に、原油市場を安定させるために取り得る措置について協議するため、米石油大手シェブロンを含む大手エネルギー企業の幹部らとの会合を28日に開いた。ホワイトハウス当局者が29日、明らかにした。

会合にはバンス副大統領、ベセント財務長官、ワイルズ大統領首席補佐官、ウィットコフ中東担当特使、トランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏らも出席。協議の内容は米国の原油生産のほか、原油先物、海運、天然ガスなど幅広いテーマにわたったという。

シェブロンの広報担当者は、マイク・ワース最高経営責任者(CEO)が米国とイスラエルによるイランに対する軍事攻撃で混乱が広がっている原油市場について協議するため会合に出席したと明らかにした。

中間選挙を11月に控え、原油価格の高騰はトランプ大統領と共和党にとってリスク要因になっている。ホワイトハウス当局者は「出席した幹部はいずれも、米国のエネルギー優位性の確保に向けトランプ大統領が講じてきた措置を高く評価しており、現時点でトランプ氏は正しい対応を取っているとの考えを示した」と指摘。トランプ大統領は国内外のエネルギー市場を巡る見解を得るため、エネルギー業界幹部と定期的に会合を重ねていると述べた。

トランプ政権は燃料価格の引き下げを目指し、製油所の環境対策の緩和などの追加的な措置を講じる可能性がある。

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