ベトナムの統計によると、中国企業は現在ベトナムの主要投資家の一角を占め、両国首脳の会談も頻繁に行われている。

中国文化への関心も高まっている。習近平国家主席は過去2年間で2度ベトナムを訪問。ベトナム最高指導者のトー・ラム共産党書記長も2024年の就任直後の初の外遊先として中国を選んだ。

グーグルトレンドによると、ベトナムでは「中国」に関するオンライン検索が急増し、中国の映画や言語への関心が特に高い。中国国営メディアによると今年第1・四半期にはベトナムが中国語能力試験(HSK)の世界最多登録国となった。

だが、中国が幾世紀も続く複雑な関係の中で幾度となく痛感してきたように、ベトナムの誇りはなお深く息づいている。

「中国兵は魅力的に見えるが、やはりベトナム兵が一番だ」。9月、ハノイでのパレードを見に来た学生のグエン・フエ・バンさん(21)はそう語った。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2025トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます