「これまで多くの人が機体の所在を主張してきたが、決定的な証拠はなかった」とパデュー大学のマーケティング責任者ケリー・ヒラーは語る。「ALIが提案を持ち込んできて、専門家チームで資料を精査した結果、これは支援に値すると判断した」
このオブジェクトは、環境科学者のマイケル・アシュモアが2020年にApple Mapsの衛星画像で初めて確認したもの。撮影されたのは2015年で、サイクロンが通過した後に堆積物が移動し、隠れていた構造物が姿を現したと考えられている。
最近では、地球観測・情報解析のバンター社(旧マクサー・テクノロジーズ)が撮影した衛星画像にも、タライア半島付近のラグーン内に、機体の胴体と尾翼のような形をした長く光る構造物が映っており、ALIとパデューの研究チームの注目を集めている。
今回の遠征がこれまでの調査と異なるのは、「具体的な座標がある」という点だ。従来のような広範な深海捜索ではなく、明確な目標物に狙いを定めている。
ペティグルー博士によれば、現地ではドローン、ソナー、磁力探知機などを使って詳細に調査し、堆積物を掘り起こす水中ポンプで発掘を試みる予定だ。
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