それだけに、今回のデモは、依然としてフィリピンの政治と社会に腐敗がはびこっていることを、内外に強く印象付けた。とりわけ大統領府前で起きた若者と警察の衝突は、貧困層に存在する深い怒りと絶望感を浮き彫りにした。

マルコスは、大衆の不満に理解を示すことで、腐敗追放運動をコントロールできると考えているようだ。だが、既存の政治組織に属さない若者の登場は、この運動が破壊的なパワーを持つ政治運動へと発展する可能性を示している。

From thediplomat.com

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