[19日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀が19日発表した8月の連銀業況指数は19.4と、2020年12月以来の低水準を付けた。春に半世紀近くぶりの高水準を付けた後、4カ月連続で鈍化した。市場予想は23.0だった。

7月は21.9だった。

指数はゼロを超えると製造業の拡大を示す。ペンシルベニア州東部、ニュージャージー州南部とデラウェア州の製造業をカバーする。米供給管理協会(ISM)による製造業景気指数より前に発表され、米製造業の状況を示す最初の統計の一つになっている。ISMの8月製造業景気指数は9月1日に発表される。

8月の内訳は、従業員数指数が32.6と、過去最高となった。7月は29.2だった。仕入れ価格指数は71.2と、7月の69.7から上昇した。6月は42年ぶりの高水準を付けていた。

オックスフォード・エコノミクスの米国担当チーフエコノミスト、オーレン・クラフキン氏は「中部大西洋地域の製造業は2021年末まで堅調な成長を維持するだろう。ペントアップ(先送り)需要はまだ多く、堅調な商品需要と設備投資の増加により、域内の製造業の歯車は健全に回転している」と指摘。一方で、「新型コロナウイルスは現時点で域内の経済回復にとって引き続き最大の下押しリスクになっている」と述べた。

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