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ホームズも過ちを犯す。大事なのは「認めて改める」こと
間違いは誰にでもある。かの名探偵にも。けれどもホームズは、一度だけなら許容範囲だと考えていた。その証拠に、『フランシス・カーファクス姫の失踪』で次のように述べている。
その晩、ホームズは言った。「きみがこの事件を記録するつもりだとしてもだな、ワトソン、どんなに優れた頭脳も、ときに輝きを失うものだという例にしかならない。そうした失敗は誰にでもある。本当に優秀なのは、その過ちを認めて改めることができる人間だ。その意味では、僕も少しは胸を張れるかもしれない」
過ちを犯すことは、こんにちでは向上や成長に欠かせない要素だと考えられている。
2007年、スタンフォード大学のロバート・サットン教授(経営科学・工学)は『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に次のように投稿した。
スタンフォード大学ハッソ・プラットナー・デザイン研究所で、ディエゴ・ロドリゲスと私が掲げているモットーの1つに、「失敗は恥だが役に立つ」というものがある。学生には(何をすべきか話し合うよりも)実際に何かをして、その結果、小さな挫折や成功をたえず経験することから学ぶよう勧めている。この研究所の創設者で天才クリエイターのデビッド・ケリーの言葉を引用しよう。
「同じミスを何度も繰り返している人は、何も学んでいない。毎回違うミスをするのは、新たなことをして、新たなことを学んでいる証拠である」
「同じミスを何度も繰り返している人は、何も学んでいない。毎回違うミスをするのは、新たなことをして、新たなことを学んでいる証拠である」
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