[香港 20日 ロイター] - 香港の高等裁判所は20日、香港国家安全維持法(国安法)に違反したとして初めて起訴された唐英傑被告(24)について、陪審なしで審理すると決めた。香港の伝統的なコモンロー(慣習法)体系からの決別となる判断だ。
警察によると、唐被告は国安法が施行されてから最初の日となる昨年7月1日、「光復香港、時代革命(香港を取り戻せ、時代の革命だ)」と書かれた旗とともにオートバイで警官隊に突入し、逮捕された。同法は当局が国家分裂・分離、テロリズム、外国勢力との結託と見なす行為を取り締まるもので、最高刑が無期懲役となっている。
唐被告は陪審による審理を求めていたが、高裁は「陪審なしの審理は不合理ではない」として、訴えを退けた。
初公判は6月23日の予定。