アフリカでの活動は、イスラム教徒が多数を占める中東とはわけが違う

ほとんどの国でキリスト教徒が少数派である中東地域の国々と異なり、アフリカではキリスト教徒とイスラム教徒の割合はほぼ拮抗している。

世界のキリスト教徒の4分の1以上はアフリカに居住しているのと同時に、世界のイスラム教徒の約3分の1もまたアフリカに暮らしている。

ナイジェリアではコンゴと違い、ISはイスラム教徒が多数を占める地域で活動している。

「ナイジェリアおよびサヘル地域では、イスラム国・西アフリカ州(ISWAP)の活動地域はほぼ完全にイスラム教徒が多数を占める地域に限られている」と、同財団のライアン・オファレル上級分析官は本誌に語る。

「ISWAPやISの中央宣伝機関は、公式声明でキリスト教徒への攻撃を常に強調している。実際、過去には教会への攻撃も行っている」

一方、「ただ、ISWAPの活動地域におけるキリスト教徒人口は非常に少ない。そのため、キリスト教徒に対する攻撃の目的は、その土地の宗教対立を煽るというよりも、世界中のキリスト教徒を挑発する意図の方が強いと考えられる」とも指摘する。

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