ペルーで4月12日、大統領選が行われた。得票率1位で、6月7日に実施予定の決選投票に進んだのは、右派候補のケイコ・フジモリだ。2位には、左派のロベルト・サンチェス議員が浮上している。

今回の大統領選を争った立候補者は35人。4月15日時点の得票率はフジモリが約17%で、サンチェスが約12%だ。

どの候補も圧倒的支持を得られなかった事実は、国民の間に広がる政治不信を反映している。ペルーでは、この10年間に大統領8人が就任し、政治的に不安定な状態が続く。

事前の世論調査では、フジモリとラファエル・ロペスアリアガ前リマ市長が決選投票で対決する見込みが高かったが、サンチェスの健闘は左派の政策への関心を示している。

サンチェスは貧困層や農村部で票を伸ばした。フジモリとロペスアリアガはいずれも強硬路線の犯罪対策や市場重視の政策を掲げたが、前者がより融和的な立場を打ち出す一方、後者はトランプ米大統領への称賛を公言していた。

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