位置情報の発信源は、中国南方沿岸地域

NKプロによると、5隻の北朝鮮タンカーは石油を受け取るために中国の領海に向かった可能性が高いという。この5隻の中には、国連制裁対象の「ソンウォン2」「アンサン1」「クムジンガン3」「シンピョン9」が含まれていた。

この内「ソンウォン2」以外の3隻は、ロシア極東の沿海地方にあるボストチヌイ港の石油積み出し施設にも頻繁に出入りしていた。同港は北朝鮮向け石油輸送の主要な拠点ともなっている。

制裁対象の4隻はいずれも、今月中に中国東部または東南部の沿岸、具体的には浙江省舟山市や台州市、福建省の近海で位置情報を発信していた。

5隻目の「チョンリョンサン」は制裁対象ではない。しかし、国連の報告書によると、同船には、北朝鮮の主要港である南浦港への石油製品の輸送や、違法な瀬取り(船舶同士が接舷し積み荷を移送すること)を行っている疑いがかけられている。

ロシアだけで国連決議の制限量の倍以上
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