トランプ大統領は記者団に対し、ベセント長官から「非常に良好な」会談だったと伝えられたと述べた。

また、トランプ氏がロシア産原油を購入している国の輸入品に対し100%の追加関税を課すと警告していることについて、ベセント氏は、中国がロシア産原油の購入を続ければ高関税に直面する可能性があることを中国側に伝えたと明らかにした。

ベセント氏は、制裁対象のロシア産原油を購入する国に最大500%の関税を課すことをトランプ大統領に認める米議会の法案が、米国の同盟国に同様の措置を取ることを促すだろうと述べ、ロシア産原油を購入する国はこれに備えるべきだと語った。

ベセント氏によると、中国当局者らは、中国はエネルギーを必要とする主権国家であり、石油購入は国内政策に基づくものだと反論したという。

ベセント氏は「中国は主権を非常に重視している。われわれは彼らの主権を阻害したくない。したがって彼らは100%の関税を払いたいのだろう」と語った。

同氏はまた、中国がロシアの兵器に使用されるような製品の売却を継続すれば、欧州との貿易関係強化に向けた中国の取り組みに悪影響を与えると警告したという。

中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の将来や台湾当局者の動向については議題に上らなかったという。



[ロイター]
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